便秘-潤膓丸の服用と野菜の摂取がよい

便秘は大便が腸内で長らく停滞し、排便したくてもなかなか出ないとか、水分がなく硬く固まってしまっている状態を言う。便秘は一般的に男性より女性に多く、職業別に見ればスチュワーデスに多くみられる。筆者がソウルにいる時は便秘で悩むスチュワーデスをよく見た。原因は飛行勤務中に、決まった時間に排便することができず我慢してしまうからだ。最近は子供の便秘症患者も増えている傾向があるので、気をつける必要がある。

便秘の原因は主に大腸の連動機能に異常が生じて、大便が腸内に長くとどまるからだ。熱によって腸内粘膜が不足するとか、過労やストレス、気力減退、貧血などによっても起こる。しかし、大腸癌と直腸癌の場合も便秘症状があり、たまに大便に血が混じって出ることがある。こんな時には精密検査を受けなければならない。

便秘を予防するためには規則正しい食事と偏食をしないこと、そして、繊維質が多い野菜や果物をたくさん摂ることである。大腸内に繊維質が入ると水分を多く吸収して、体積が増えて便の量が増える。また、繊維質によって分解された糖類・炭酸ガスなどは大腸粘膜を刺激して連動運動を促進させる。これ以外にも豆種類や海藻類、きのこ種類も同じ作用をする。

毎日決まった時間に排便するような習慣を身につけ、排便を我慢しないようにする。漢方では一般的な便秘、老人性便秘、姙娠中の便秘など、それぞれの症状に対する処方が異なる。

 

治療方法
本院で製造した「潤膓丸」と「膓清丸」、そして漢方薬を服用しながら毎日排便する習慣を身につける。また、野菜をたくさん摂る。

膓清丸は腸の連動を強化させてくれ、どんなにひどい便秘でもたった1回の服用で效果が現われる。症状によってはある程度膓清丸を服用しながら、排便する週間を身につけ、潤膓丸で臓の律動を強化すれば完治するので、その後も継続的に服用する必要はない。一般的に 3~6ヶ月で完治する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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