子供の咳、喘息－症状よって漢方薬も多様

小児の咳と喘息は多くの原因から起こる。風邪、急・慢性気管支炎、肺炎、肺結核などが咳と喘息を誘発する。

漢方医学では咳と喘息を症状によって 4種類に分類して臨床治療する。臨床では小児咳の原因は風邪によるものが一番多いとみられている。風邪として咳の症状を見れば、鼻水(透き通ったもの)、咳、痰、発熱などがあり、炎症が伴う時には高い発熱がある。一般的な風邪治療では風邪の症状である鼻水、発熱はよくなっても、痰や咳や喘息が完全に治らなくて、慢性気管支炎や気管支ぜんそくで苦労する子供が多い。

風邪の咳が突然ひどくなり、寒気や発熱などで肺炎を起こす場合も多い。

◈ 治療方法
漢方医学を用いれば、慢性化した咳や痰または喘息を治療するのに優れた効果がある。一般的には3～7日で症状が改善するか、あるいは治療できる。体質の弱い子供は治療期間がちょっと長くなることもある。本院ではこのような風邪、喘息、咳に対して、症状別にいつも薬が準備されているので、より簡単により早く投与できる。

咳と喘息はほとんど小児の免疫機能と気管支虚弱からくるもので、特に風邪が主な原因である。平素から子供の健康と免疫増進に気を使わなければならない。 免疫増進と成長を助ける 王博士の「聡明長身湯」をお勧めする。