胎児死亡症侯群 – 放置すればくり返す憂慮が大きい

漢方医学では子死腹中症(胎児が母親の腹の中で死亡すること)という。西洋医学では稽留流産と稽留分娩とに分類される。渓流遺産は死亡した胎児が 6週間以上子宮内に留まっていることを言う。稽留分娩は分娩予定日になって陣痛が始まり、子宮頸部もある程度開いているのに、何の原因か陣痛が止まって、そのまま日にちが過ぎて胎児が死亡することを言う。

原因は姙娠中に継続的な子宮出血があり、胎児に供給しなければならない酸素や栄養分の不足で胎児が死亡することである。また産婦の子宮機能異常や虚弱、貧血、身体的虚弱で胎児に必要な栄養分を伝達することができなくて、胎児の成長が中止して死亡することもある。 たまには転倒や交通事故など、物理的衝撃によって胎児が死亡する場合もある。これ以外にも多くの原因がある。胎児死亡症侯群の症状を見れば、姙娠中のつわりが消えて、大きく膨らんできた乳房が元に戻り、それ以上大きくならない。また子宮からコーヒー色や黒い色の血が出て、午後には全身に熱が出て、体が重くて調子が悪くなる。超音波検査をすれば胎児の心臓搏動が止まっていて、脊椎が強く曲がっているのが見られる。胎児が死亡しているのだ。ここで言いたいことは、胎児死亡症侯群は一度だけのものではなく、姙娠中にはちょっとしたことで、胎児が死亡しやすいという事実だ。


治療臨床事例

ソウル江南区に住む28歳の若い奥さんが姙娠したと思えば、4, 5ヶ月目頃になって胎児が死亡するのだ。すでに4回もくり返されているところをみると、今後は姙娠そのものに対する恐怖まで感じる。体と心が大変弱っている状態だ。普段から動悸が激しく、手足が痺れて冷えている。目まいもあり、すこし早く歩けば息も切れる。筆者は 3ヶ月の治療期間を勧め。治療後いくばくもなく、また妊娠した。姙娠中にも定期的に来院して超音波検査を受けながら無事に子供を出産した。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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