生理痛と王鍼法‐痛経丸と痛経湯 服用

月経は女性に一月に一回ずつ訪ねてくる不便で厄介なお客さんだ。しかし来なければ心配で心細い。臨床で一月に一回ずつ尋ねて来るお客さんが女性に苦痛を与えることを生理痛と言う。 月経痛は月経が始まる前とあとに、あるいは月経中の最中にくる痛みのことだが、痛みの訴えはさまざまだ。そのうちでもいちばん多いのが下腹痛だ。その次には腰の痛み、頭痛、全身の鈍痛、倦怠感、めまい、食欲低下、嘔吐、乳房の痛み、便秘、下痢、 むくみなどがある。たまには皮膚に発疹を伴ったりする。原因は精神的ストレスと子宮の器質的病変の二つで、これは臨床上正確に原因を調べて治療しなければならない。たいていの女性たちは、特に初潮が始まった女学生たちは生理痛を大したことではないと考えている。したがって生理の度に痛み止めを何錠か服用して過ごしてしまう場合が多い。生理痛が軽い時は鎮痛になるが、ひどい場合には薬を飲んでも痛みが消えない。なのに、これを少しも病気だと考えないで、その場限りで過ごしてしまう。よく考えてみれば、女性の生理痛による痛み止め濫用も高い割合を占める。

治療方法
漢方では古くから女性の生理痛に関して多くの治療方法が紹介されており、 原因も詳細に分類されている。いくら痛みがひどい患者でも王鍼法ですぐに痛みが止まり、治療は易しい。鍼治療の後 王博士が開発した「痛経丸」と「痛経湯」を3~6ヶ月服用すればほとんど再発しない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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