視神経萎縮証(青盲証) ‐ 視神経が弱まって

視神経萎縮証は漢方医学で青盲症という。患者の視力が漸次的に落ちていき、失明する病気であり、見かけ上では瞳は正常で外障がないものを青盲症と言う。 この疾患は西洋医学の慢性的な眼底病変として中心性網膜角膜病変、視神経萎縮、黄斑部病性などに当たる。視神経萎縮症は元発性と続発性に分けられる。

  • 元発性 ‐ 脳部位病変や外傷のために脳底骨骨折及び原因不明であることがある。 # 続発性 – 乳頭炎、乳頭筋腫、網膜色素病勢及び緑内障などによる。
    肝機能が低下して、気血循環異常で眼球や視神経に病変を起こす。先天的に体質が弱かったり過度な嗜慾で肝腎異常のために、目に栄養を供給することができなかったり、眼球の過労などで発生する。小児青盲は姙娠中で胎気が風邪をひいて、五膓不和のために生ずる。

症状
見かけでは目が腫れたり充血したりするところはない。まったく異常を見つけることができないのに視力が徐々におちていく。発病初期には近眼症状及び乱視症状が出て、ものが黄赤色に見える。そのうち視力が徐々に落ちて、時間が経過すると物体の識別が難しくなる。

治療方法
一般的に漢方薬と熊の肝、サルノコシカケを併用し、1~3ヶ月の治療で効果があらわれる。6~12ヶ月で完治が可能だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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