梅核気:神経性咽喉炎(喉に何か挟まっているような感じで咳、痰が出る) ‐精神的ストレスが原因。

梅核気は喉にいつも何かが張りついている感じを与える。この病気は臨床で比較的たくさん見られるものだ。検査を受けても何も器質的な異常がないのに、患者本人はいつも喉に何かが張りついている感じがある。水を飲んでも動かず、吐こうと思っても出ないこの症状を西洋医学では神経性咽喉炎あるいは神経症だと言う。この症状で来る患者の大部分はいろいろな所で治療を受けた経験がある。本人は喉にいつも不便を感じるのに検査してみても異常がないという診断を受けるので、悩ましい病気である。

漢方医学では内視鏡などの検査とその他の器質的病変の有無を確認した後、梅核気の 可否を鑑別して治療する。漢方医学では原因を精神的ストレスによる津液の循環異常と見る。 患者たちは上記のような症状と同時に習慣的な咳、むかつき、消化不良、神経過敏、不眠などを伴う場合が多い。漢方医学で固有病名があるように、この病気の治療方法は確かで 100%に近い臨床治療效果がある。

治療方法
症状がひどい場合には鍼術治療と薬物治療を併用するが、王鍼法で即効に症状が良くなったという事例が確認されている。一般的に漢方薬と琵琶茶の服用で 2~4週間で効果があらわれ、1~3ヶ月で完治が可能だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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