甲状腺腫 (首にできるこぶ)

甲状腺腫というのは甲状腺の腺体部位に発生する一種の良性腫瘍である。甲状腺疾患患者全体のうちの38~56%を占める。女性の発病率は男性の 2.5倍だ。現代医学では手術治療がある。

症状
主に首下の甲状腺周りに生ずるこぶで、痛みがないのである程度の大きさにならないと見つけにくい。たいていは2cm位の大きさになってから、患者が偶然に首を触って見つけるとか唾を飲み込む時のこぶの動きで発見される。超音波検査なら初期に簡単に発見される。 漢方では原因を精神的ストレスと見ている。初期には首に何かがくっついている感じがあり、咳をすると胸や首が息苦しいと訴える。漢方薬あるいは丸薬と、できれば鍼治療や灸治療を併用すれば、こぶが小さくなっていき、病歴によって異なるが、1~3ヶ月でほとんど治る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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