小児紫瘢症- 血小板減少と過敏性紫瘢症

肌に多様な血豆ができる出血性疾患を漢方医学では紫瘢症、または自転症と言う。大きい場合は手の平ぐらい、小さい場合は米粒程度の変色部分が皮膚に現れる。発疹のように小さなこともある。特徴は指で押しても色が変わらないこと。全身に現われることがあるが、主に手足に多く現われる。その他の全身的な症状では鼻血、歯ぐきの出血、血尿などがあり、症状がひどければ内臓出血を起こして嘔吐、腹痛、吐血、血便などの症状がある。この疾患は小児、 特に学令期にある子供に多く発症する。

西洋医学では血小板減少性紫瘢と過敏性紫瘢の二種類に分ける。症状はすべて皮下出血と関節出血、内臓器出血を特徴とする。その違いは、血小板減少性紫瘢症の場合は主に粘膜、皮下、内臓器などに現われて、紫瘢の形態は点模様、 まだら模様、血腫などである。 血液検査の所見では血小板が 5万個以内となる。出血時間が長くて血塊の収縮がよくできない。

過敏性紫瘢症
出血部位は主に手足にあり、下肢の側面にもっとひどく現われて左右対称であるのが特徴だ。

# 治療方法
漢方医学では風熱傷絡、熱迫血行、虚火灼絡、気不攝血などの病状指示をして治療する。初期の場合、通常 7~15日で症状が好転するということがわかっており、期間が長びいた場合でも、20~30日で好転反応が現われる。完治した後はほとんど再発しない。

# 臨床治療事例
光州広域市に住む 8歳の子供は 1年間アレルギー性紫瘢症で手足、 胴部分、 顔にまで米粒ほどの紫瘢症が出ており、ステロイドの多量投与を受けていたが、良くならなかった。それで筆者の韓医院に来院したが、漢方治療 1ヶ月後から紫瘢症が消失し、3ヶ月で完全に治った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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